みなさんは、「デジタルデバイド」という言葉をご存知でしょうか?
一般に日本語では、「情報格差」と訳されています。従来と異なり、現在は企業や家庭にパソコンが広く普及したので、政府・地方自治体・民間企業・NPO、そして個人がそれぞれ工夫を凝らしたウェブサイトを設営し多くの情報発信を行っています。そして、その中には生活する上できわめて有意味な情報がたくさんあります。
しかし、情報化社会では、パソコンやインターネット等の情報機器を扱える環境や能力によって、そのような情報を、得ることができる人とそうでない人の格差ができてしまい、機会や待遇などの差が生じる事が、ままあります。このような事から、誰もが公平・平等の観点でその恩恵に浴せるよう、地方公共団体が「IT講習事業」を開催したり、障害者・高齢者に配慮されたホームページが用意されたりと、情報のバリアフリー化も進んでいます。これからは、デジタル・デバイドを克服して、自分にとって有益な情報をいかにして取得し、それを活用できるかがますます重要になります。
そこで、日本筋ジストロフィー協会東北本部では、日常生活や社会生活に必要な「情報共有」のシステムづくりをサポートするために、「東北福祉リンク集」を作成しています。「東北福祉リンク集」は、障がい者・高齢者の視点から、生活に役立つさまざまなサービスを提供している組織にリンクを張り、東北地方における「福祉情報の共有」を目指しています。今後もリンク先を増やし、充実させていく予定ですので、ぜひご利用ください。
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